まず内申点とは?
内申点とは、各教科を5段階評価に直した計算をする点数です。内申点は通知表を元に計算されるため、定期テストの成績はもちろん、日ごろの授業態度や勉強に取り組む意欲なども評価に入ります。また内申点を元に高校受験で「調査書(内申書)」が作成されます。
内申書とは?
内申点を記載(各高校により内申点の計算の元になる方法が変わります。ただ通知表が良いことに越したことはありません。)されます。またクラブ活動の受賞歴や中学校での活動内容などをまとめて記載されます。高校側はこの内申書を受験の評価基準の1つとします。
公立高校はどのような評価方法?
三重県の公立高校は基本的に内申書が大きく評価をします。入試試験では、内申点の高い順に並べ募集定員(高校によっては110%120%の高校もあります。)の人数で線引きします。
その中から入試の点数が高い順に募集定員の80%の範囲の生徒を第1段階で合格となります。
第2段階では定員の人数に満たない人数の半分を内申点の線引きの範囲内から入試得点の高い順に合格にすることになっています。
第3段階で各学校が示す特に重視する選考資料等を含めて残りの合格者を決定することになっています。(2021年度入試)
内申書の評価が90%近い合格者をだす
簡単にいうと、内申書で募集人数の枠に入っているかどうかは大きなカギになります。内申書がボロボロの場合、当日の試験が非常にいい成績でも不合格になる可能性があります。なので後悔しないように日ごろの学校生活でも規律よく提出物ややる気のある姿勢は見せておくことが大切です。